2006年度ご卒業伊藤邦夫先輩

2006年度ご卒業伊藤邦夫先輩
伊藤邦夫先輩

2006年度ご卒業の伊藤邦夫先輩は現役当時から乙訓ふるさとふれあい駅伝など様々な事業を多くの仲間と共に作り上げてこられ、ご卒業をされた現在もなお、各諸団体の理事として役員として地域の為に、また未来の為に、何より青年会議所現役メンバーにその背中を見せる為に、昔と変わらぬ言葉と想いを抱えて挑戦を続けておられます。

青年会議所とはどのような場所と捉えておられますか?


 私にとっての青年会議所とは青年経済人の為の学校であると捉えています。

まずは地域貢献という理想を胸に自分を磨く、そしてひとつの事業に向かって切磋琢磨していく中で本物の仲間と本物の友情が生まれる。


 私も現役当時は先輩に色々な形でお世話になってきました。それを自分を信じてくれた仲間にも、そして持ち上げてくれた後輩にも返していきたい。

私という人間を信じてついてきてきてくれた仲間には経済面でも潤って欲しいという気持ちはあります。

もちろん地域に貢献出来るリーダーなのかどうかという事の根幹は揺らいではいけない。

私が今も走り続けているのはそのような先輩の姿があり、また私についてきてくれた仲間や後輩たちの為にも挑戦する事から目を逸らす事は出来ないと思っています。


私はもう1度生まれ変わっても必ずまた青年会議所に入会するでしょう。

今も乙訓青年会議所が携わっている乙訓ふるさとふるさと駅伝について当時の事をお聞かせ下さい


 私が理事長をさせて頂いている時に乙訓ふるさとふれあい駅伝がまた新しい形として大きな規模で開催する事が出来ました。


実はその構想は当時私がお世話になってきた先輩方が理事長をされている頃から既にありましたが、色々な事情がありやりたい事がやれない時代もありまして、それが私が理事長をさせて頂いた折りに先輩に「やらせて頂きます」という形で新たなるスタートをきらせて頂く事が出来ました。


 現役メンバーの協力はもちろんの事ですがその陰には先輩のご支援とご協力があって、もちろん揺るがない信念の元に、託されたバトンを引き継ぎ開催する事が出来たと思っております。
青年会議所という場所は決してこれがやりたいと願って簡単に叶う場所ではありません。
その中でどれだ けの事がこの地域の為に出来るのかが非常に大切であると考えております。

最後に現役メンバーにひとことお願いいたします


 私たちはひとりで生きているのではありません。

ひとつの物事を成し遂げようとする時、必ず周りの仲間や友人などの助けも必要です。


 親がいて先輩がいて家族や仲間がいて今の自分が生かされている存在なんだという事に気づき、感謝を忘れずにこの青年会議所のバトンを繋いでいって欲しいと思います。


 どんな時にも自分自身に負けずに!!!


取材協力:伊藤屋株式会社
記 事:清水 野分(公益社団法人乙訓青年会議所 JC運動発信委員会 幹事)
記事編集・作成:JC運動発信委員会